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【海外ドラマ】バンドオブブラザーズ 【第3回】

 

HBOのドラマ「バンドオブブラザーズ」の第3回の記事になります。

 

第1回の記事はこちら。

第2回の記事はこちら。

 

第3回は第7話 雪原の死闘 から 第10話  戦いの後で までの記事となります。

9話と10話は戦闘シーンがないため、やや見ごたえに欠けるかもしれません。

私はバンドオブブラザーズを繰り返し視聴していますが、7話まで見たらお腹いっぱいです。

 

舞台はベルギーからフランス経由でドイツ、オーストリアとなります。

 

 

第7話 The Breaking Point / 雪原の死闘

 

リプトンがメインの話。

 

バンドオブブラザーズにおいて最大の山場。

ボア・ジェックの森はバストーニュからフォイ方面に4km進んだあたり。

この話でメインどころのキャラの多くが戦線離脱します。

 

フーブラーがルガー(P08)にこだわっている理由として考えられるのは、第一次世界大戦時代の銃でありながら精密で見た目も独特なためコレクション価値が高いから。

ルガーはドイツ軍将校が私物として所持しているだけのレアもので、配給されていた銃はアニメ『ルパン三世』で使用されていることで有名なワルサーP38やPPKなど。

フーブラーは自分で脚を撃って死亡してしまいますが、人体で2番目に太い動脈(1番は心臓から直接出ている大動脈)に太い大腿動脈が切れてしまうと数分で出血多量で死亡してしまいます。

 

この話ではE中隊長ダイク中尉の話題が多いのですが、ダイクがE中隊長に選ばれた理由は上層部にコネのあるダイクに経験を積ませたかった思惑によるもの。

コンプトン中尉が中隊長になれなかったのはハイリガー中尉が中隊長に選ばれた時点では長期療養中、ダイク中尉が中隊長に選ばれた時点でPTSDが見られたから。

 

たこつぼの事を英語でfoxholeと言ってます、正式にはfighting holeと言います。

中盤の山場は砲撃で大量の仲間がバタバタやられます。

リプトンとラズのたこつぼの外に不発砲弾が落ちてきたのは事実のようです、ラズの強運すごいっすね。

 

後半でフォイの町に侵攻しますが、作戦を理解せず勝手な判断で部隊を危機にさらしたダイク。

会社経営でも、コネで管理職になった無能な管理職はプロジェクトを任せてもボロボロにするし最悪会社を傾かせます。

最後の方でシフティーが狙撃兵を狙撃し返してますが、私は子供のころから狙撃兵が好きでしたね。

 

第8話 The Last Patrol / 捕虜を捉えろ

 

8話はウェブスターがメインです。

ウェブスターはマーケットガーデン作戦で負傷していたためドラマではほとんど出ていませんが1話・4話(子供にチョコレートをあげてます)で登場してます。

バストーニュに参加しなかったことで仲間からの信頼を失っているウェブスターと新任少尉で経験を積みたいジョーンズを中心に話が進みます。

 

ハーゲナウはフランス北東部に位置し、ちょい東にあるライン川を挟んだ対岸がドイツのシュトゥットガルト。

斥候で渡る川はハーゲナウを流れるモーダー川です。

ライターで銃のフロントサイトを炙るのは、夜間の隠密行動なので光を反射する個所を軽くあぶって酸化させ反射を減らす為です。

 

E中隊は仲間の為なら負傷して前線を退いても病院を抜け出してまで隊に合流し戦闘に参加しますが、任務に積極的に参加したい訳ではないのがこの話でわかります。

またウィンターズも無駄な任務で部下を疲弊させたくはないので、任務の説明をしたうえで部下に嘘をつかせて任務は失敗した事にさせてます。

 

この話の最後でリプトンが少尉に、ウィンターズが少佐に昇進してます。

 

第9話 Why We Fight / なぜ戦うのか

9話はニクソン大尉がメインです。

 

物語冒頭ではターレムという町でスタートします。

が、ペルコンテがオキーフと見張りに行く際の歩道の看板にはシュテュルツェルベルクという看板があります。

なので、冒頭を除く前半はシュテュルツェルベルクにいたものと思われます。

シュテュルツェルベルクでは兵士による略奪行為が行われている描写があります。

 

9話からは戦闘はありません。

 

30万人のドイツ兵が投降後、E中隊はバヴァリア(バイエルンの事)のアルプス(オーストリアとの国境付近)に移動すると言ってます。

物語中盤、ランツベルク(ミュンヘンの西)に滞在したE中隊はカウフェリング収容所の1つを発見します。

囚人は胸に六芒星を付けていますが、これはユダヤ人の宗教的シンボルでイスラエル国旗にも六芒星が描かれています。

 

 

最後の場面ではターレムに移動しており、ここでヒトラーが自殺したとの報告によりベルヒテスガーデンに移動するようです。

 

第10話 Points / 戦いの後で

タイトル通り終戦直後の軍の話で、終戦後でも死者が出るという話です。

特定の人物がメインという感じではありません。

 

物語の前半はベルヒテスガーデン

 

 

ベルヒテスガーデンに最初に到着したのはランス第2機甲師団。

イーグルズ・ネストに最初に到着したのはアメリカ第3歩兵師団。

イーグルズ・ネストはナチ党幹部の招待・外交用施設。

 

ゲーリングの家のゲーリングとはナチ党の主要幹部でヒトラーの側近で空軍総司令官。

 

エンディングで、各話冒頭の“語り部(おじいちゃん)”が誰だったのか明かされる。

私の好きな海外ドラマの中で何度も何度も視聴しているのが「バンド・オブ・ブラザーズ」です。

DVDもBlu-ray BOXも持ってますし、現在は配信で年1回、2回は見てます。

このドラマのオープニング好きですね、つい見てしまいます。

 

 

各話の冒頭でその話にあった内容を数名のおじいさんがいろいろ語りますが、ドラマの内容がノンフィクションであれば、彼らは映画によく出る主人公たちそのものですね。
2話から8話はその戦場での出来事を凝縮しているので戦闘ばかりで忙しいですが、見ごたえがあります。
実際の戦闘の経験はないので戦闘の描き方がリアルなのかはわかりませんが、迫力は十分伝わってきますね。
銃で撃たれても意外と死なないとか。

 

バンドオブブラザーズには海外ドラマや映画で「見たことある」俳優が結構出ています。

そのような俳優を探すのも楽しいですね。

私の中では名作そのものなので、この記事を読んで興味をもったら是非視聴してみてください。

最後までお付き合いありがとうございました。

 

現在の配信状況(2025年8月時点)

「バンドオブブラザーズ」は以下の動画配信サービスで視聴できます:

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